琵琶湖では、ウィードがよく繁茂するようになりました。
この繁茂の状態により、バスの付き位置も変化します。
その変化を捉え、攻略方法も多様になります。
ここ数年、厚いウィードの下に付くバスを重いシンカーや
ラバージグ等で突き破って狙う釣り方がハヤっています。
更に最近は、薄いウィードの上をフロッグで誘う
フロッグゲームがハヤってきました。
フロッグといえば、当店では雷魚ゲームの提唱者
ラッティーツイスター代表の高井主馬さんが
真っ先に頭に浮かびます。
その高井さんが、今週の初め、あのスリザークを
生み出すほどにバスのフロッグゲームに夢中の
木村健太さんとR&R誌の企画で、琵琶湖対決をしました。
内容は、7月25日発売号に特集されます。
どのような釣りになったのか楽しみです。
ところでその高井さんが、キムケンとの対決の前日6月27日
琵琶湖の小池ガイドの案内で、プラクティスをしました。
そのとき これが飛び出しました。
画像を頂いたときの高井さんのコメントです。
「全長は62cmあるかないかですかね。
ウエイトは3900g。
西岸で釣りました。
場所の名称はよくわかりませんが山ノ下からカネカの間くらいです。
小池くんのガイドが無かったらこの魚は釣れなかったので、
彼と魚に非常に感謝しております。
タックルは
ロッド:ラッティーツイスター/ライムカントリーL74 STD
リール:ダイワ ミリオネアCV300
ライン:ラッティーツイスター/リリーパットマスター/イエロースーパー8号
システム:ビミニツイストでダブルラインをチチワで直結。
(ライギョゲームと同じシステム)
ルアー:ラッティーツイスター/バップ/ホワイト改 」
ということでした。
高井さんが、自分の作品「BOP」(バップ)でビッグサイズの
バスを釣ったのは、これが初めてではありません。
昨年の当店の琵琶湖でのイベント「琵琶湖で・・・楽しもう会」で
この魚を釣りました。
ロッドは、大会当日ノリーズさんの貸し出しロッド・ヴォイスを借用
ルアーはBOPです。:
高井さんのHPより画像とコメントをお借りしますと、
自分はブラックバスでのフロッグゲームの際、
いつもフロッグの結束をフリーノットにしています。
画像のノットはハリソンズ・ループという結び方です。
口元がフリーになり尚且つスイベルなどの重さの負担が無いので
コレはオススメです。ウエイトは15.9g。
tipsでのチューニングより0.7~0.9gくらい軽めです。
上のコメントは、昨年7月時点での経験を元に書かれています。
その後、釣り込んでいくうちに考え方が進化しました。
今は以下のような考えに立っています。
高井さんから考え方を伺いました。
7月3日オレンジ部分を追記します。
昨年7月時点でのシステムからまた色々テストして変わってきました。
ボクの釣り方でのシステム・タックルは2パターンあります。
■マット、ヘビーカバー、ウイードエリアでの釣りの場合。
1.陸っぱりの場合。
ロッドは専用の物(ヘビータックル)。
PEライン80lb(8号クラス)にシステムはビミニツイスト。
魚がマットにスタックした場合、ボートと違って魚をスタック地点まで
取りにいけないので自力で岸まで魚を寄せる必要があるため80lbは
推奨ラインです。太いことによるストレスはあまり感じたことは無いです。
むしろ風によって出来たスラックをベンドしてトレースラインを修正する
のは太いラインに分があるように思います。
2.ボートの場合。
ロッドは専用の物もしくは代用できるもの。
PEライン60lb(6号クラス)以上にシステムはビミニツイスト。
5号にビミニツイストでも大丈夫だとは思いますが、
自分は6号以上を推奨します。
ボートの場合は魚をスタックした箇所まで、取りに行けるので
このシステム以上でいいかと思います。
強度的な話を言いますと、ボートでの釣りの場合は
フッキングの際、ボートが魚側に少し動いているように思います。
つまり、力が逃げていると言うことです。
その点も含めてPE6号以上かなと思います。
■トップウォーターロッド(ライトアクションのグラスロッド)の場合。
3.ボクがスローな釣りを楽しむ時に使用する
チャンピオングリップ系の釣りです。
そのときのシステムはPE2.5~4号(30~40lbクラス)に
システムはFGノット、リーダーはナイロンラインの8~10号を1ヒロ半。
結束はよくシステムチェックをする方であればハリソンズループ
もしくはパロマーノット、
普通に釣りするのであればデコイのエッグ型の
スナップ#4を使用しています。
スナップ使用の場合はエッグ型は必ずです。
普通のスナップは表示強度があってもヒネリや
瞬発的な力に非常に弱いのでご注意ください。
心配な方は直結が望ましいです
(そのかわり結び代えは小まめに行ってください)
このシステムが心配な方はPE50lb(5号)ビミニツイスト
などの直結でももちろん構いません。
どちらにしろPEラインは絶対必要だということです。
ラインが切れてしまうと言う事がありますが、
それ以前にフックが刺さりません。
自分の釣り味、スタイルを比べて参考にして頂ければ
幸いに思います。
ところで、このブログをご覧頂いている方はご承知と思いますが、
東海TV超人気番組ぐっさん家(ぐっさんち)では
5月28日(土)pm6時30分~7時
「ぐっさん!照英さんとグルメ&フィッシング旅!!~
岐阜県海津市~」を放映しました。
番組のご指名で、フィールドをご案内したのは、
LS-OHNOとそのお客様達でした。
この中で、照英さんのボートを操船し、ガイドをしたのが
高井主馬さんでした。
撮影終了間際、暮れ行く明かりと照英さんのルアー操作より
最後に結ぶルアーは、これしかないと感じて、高井さんは
クリスタルSホワイトを結び照英さんに渡します。
この読みが、照英さんにドラマのバスを引き寄せます。
男!!照英の初バスの陰には、高井主馬の支えが
あったのです。
そのときの画像を、どうぞ!!(出していいのかな?)
昔から、フロッグに出るバスは大きいですね。
雷魚用とされているフロッグをご自分のチューニングで
バスに使ってみてください。
バーブレスでもいいじゃないですか!
バスフィッシングは、ゲームフィッシングです。
バーブレスで獲る腕を磨いてみましょう!
相手に余分な負担をかけない釣り方を、
思ったときから始めたいものです。
おおの