黒須和義プロガイドが、
名古屋に用事があったので・・・・ということで
14日午後に立ち寄ってくれました。

(春の研修会では、Arriver65
Bait Danceを使って頂きました)
黒須プロのガイドブログはこちらから
http://crossroad-guide.com/wp/blog
そこで、むずかしくなっている南湖の状態を尋ねました。
先ず、釣れないからと言って
魚がいなくなっているわけではない。
今年は、昨年に比べてウィ―ドの状態は
その量の面でも、長さの面でも多く、長い。
バスは、湖の沖に生えているウィ―ドを中心に棲息している。
魚はこの沖のウィ―ドに全体の70%がつき
残りの30%は、
シャロー2.5m前後からそれより浅い所についている。
沖のウィ―ドに70%がいるのなら、これを狙うのが常識だが、
このウィ―ドの密なところは、台風が来たにもかかわらず
ウィ―ドがかき回されず、腐って枯れたものが、
抜けずに残っている有る為、水質が悪くなっている。
水質の悪くなっているところにいるバスは、ルアーへの反応が悪い。
このため、昨年の様に、あるいは今年の春に良く使われたリグ―
テキサス、ジカリグ、ラバージグなど―への反応がすごく悪い。
さらに今年は、例年以上にハスなどのベイトフィッシュが多く
これらを夜に捕食しているため、昼間の反応が良くない。
シャローにいる30%は、バカでかいサイズは少ないが
40UPの太った引きのよい個体が多く、
沖の魚に比べれば追いが良いので、
今の状態では、これらを狙うのがよいと思う。
しかし、これらもベイトはとれているので、ルアーを
ライブベートの様に操る釣り方よりも
反射食いを誘う釣り方をしないと釣果が望めない。
水温がまだある為、魚は散っているので
1ヶ所で複数匹釣ることがむずかしい。
このため、いそうなエリア、ポイントをラン&ガンで
釣ることになる。
此の様な状況では、バイブレーション、クランクベート、
チャタ―ベート等の巻きモノが良い。
ベートが多いという点では、今年はアラバマも
いいかもしれない(まだやってないので・・・)
巻くスピードは、反射食いを狙うのだから早い方が
結果が出る。
反応のないウィードの中を、手を変え、品を変えて
粘る釣り方は、今はお勧めできない。
時間の無駄になることが多い様に思う。
なお、ワームで反射食いを誘う釣りには、
長谷川耕司さんのアノストネコがある。
試す価値はあると思う。
以上の様な話をお聞かせ頂きました。
水温がさらに下がってくれば、魚がかたまってくると思います。
そうすれば、釣り方も変わってくると思います。
黒須さん、ガイドだから分かる明快なお話 有難うございました。
箇条書きスタイルになりましたが、お話の要点は
書けたと思います。
皆さん、ご参考にして下さい。
おおの