昨年の5月、琵琶湖全盛の頃、長浜、大浦、管浦、つずら尾崎
などへ熱心に通われていた南出さんが、
夫人とご一緒に当店に立ち寄られました。
「海外勤務になるので、
英会話の勉強をすることになり、中々琵琶湖にも行けなくって・・・」
など話を伺っていた頃以来、20年振り位でしょうか。
「タライロンはありませんか」と尋ねられましたが、
「少し前の商品なので・・・すみません。」
日本に帰ってこられたのだな?と思いつつ
「今はどちらにいらっしゃるのですか?」とお訪ねすると
「ブラジルです。今は休暇を取って・・・。」
「ブラジルには、もう3年位いるのですが、
現地の生活にも慣れてきましたので、
ここでしか出来ない事は何か?を考えました。
ここにはアマゾンがある。
アマゾンで釣りをしよう、ということで、
名古屋での用事を済ませて、
久しぶりにおおのさんに寄らせて貰いました」
残念なことに、お探しのルア―の在庫はなく、
お力になりませんでしたが、
今年のお正月に、南出さんよりメールを頂きました。
そこには、ご夫婦のアマゾン釣行記が・・・・
そこで、南出さんご夫婦の
アマゾン釣行記をご紹介させて頂きます。
南出さんご夫婦のアマゾン釣行記
ブラジルの南出です。
昨年5月の一時帰国時には、
大変お世話になり、ありがとうございました。
本当に久しぶりに、
お二人のお顔を見ることができ、大変うれしかったです。
その際お話ししておりましたアマゾン釣行ですが、
昨年の10月第1週目に行ってまいりましたので、
簡単にご報告します。
場所は、ロライマ州のブランコ川のアグアボアというエリア。
サンパウロからは、飛行機でマナウスを経てボアビスタという街に入り、
そこから陸路カラカライへ移動、
更にバルコ(船ホテル)で釣り場水域に移 動し、
(パルコ-船ホテル)

そこから小舟に分かれて釣りに出かけます。
メインターゲットは、
トゥクナレ(ピーコックバス)と
ピララーラ(レッドテールキャットフィッシュ)。
マナウス近辺と違い、
比較的大型が釣りやすいと言われておりましたが、
今回は、、、残念な結果となってしまいました。。。
トゥクナレは、50センチオーバーは
トップウォーターでたくさん釣れたのですが、
(沢山釣れたサイズ)
最大で60センチ、重さは6ポンド止まり。
小さく見えますが、これが最長魚(60センチ)です。南出

(トゥクナレパッカ)
(トゥクナレアスー)
ナマズにいたっては、ピララーラは釣れず、
バルバードと呼ばれる小型ナマズが一匹釣れたのみ。
そのほかには、
アロワナや

ピラニア

ビックーダ
ジャックンダ

が釣れました。
トゥクナレボルボレータ

同じバルコで行ったメンバー (全員ブラジル人)は、
(今回の釣行メンバー)

トゥクナレは最大8ポンドと皆いまいちに終わったようですが、
ピララーラは120~150センチのものが3本上がったそうです。
(川には、ワニもいます。)

(虫にも注意が必要です。)

悔しいので、また今年、
10ポンドオーバーを狙って、リベンジしたいと思っています。
2月にはアルゼンチンにドラードを、
また同月にサンパウロ周辺ですが、トゥクナレの別種
(アズールと言われる種)を釣りに出かける予定ですので、
改めてまたご報告させてください。
タックルについて
使用ロッドは、今回は、ツララのアマゾンシリーズ各種。
リールは、
ダイワのジリオン1016SV-SH、
シマノのメタニウムDCのHG、
アブのビッグシューター等。
ラインは
ヨツアミのG-soul WX8の4~5号(PE)に
ヨツアミやバリバスの60~80ポンドの
ナイロンリーダーを使いました。
ルアーは
いろいろ使いましたが、
比較的大きめのサイズが釣れたのは、
日本のメーカーのものでは、
ウォータランドのクレイジーサウンダーの小さい方、
デュエルのフラットミノー110に
ジャッカルのジョッキー120
ブラジリアンルアーでは 、
YARAのデヴァーサの小さい方、
KVのドクタースポック、
デコントのビルータ130などです。
ちなみに同行者の方々で、大きいのが釣れたのは、
ブラジリアンルアーのボルボレータのペルベーサ、
レーベルのジャンピングミノーだそうです。
南出さん 有難うございました。
この業界でメシを喰っている人達のアマゾン釣行記は
時々目にしますが、
たまたまブラジルに住むことになった人の、
アマゾン釣行記は珍しいと思います。
次回の釣行記も楽しみにしています。
くれぐれもお気を付けてお楽しみください。
PS:
画像は、頂いたものを、おおのが適宜配置致しました。
おおの